日本の食文化・地域の味


関西の味


(C)茶寮都路里

 日本の古都、京都では、様々な文化や芸術が花開いてきました。その一つである茶道では抹茶を使います。抹茶は、お茶の葉の新芽を蒸し、乾燥させたものを石臼でひいて粉末にしたものです。その抹茶を使ったアイス、パフェ、ケーキ、プリンなどの菓子は抹茶スイーツと呼ばれ大人気です。甘さとほろ苦さが調和した美味しさが、たくさんの人に好まれています。

(AFLO)

 京都の南隣に位置する大阪は、美味しくて安いお店がたくさんあり、「食い倒れの街」と呼ばれています。名物はたこ焼き。生地を半球型の焼き型に流し込み、タコのぶつ切りを入れ、くるくると回しながら焼けば、ま~るいたこ焼きのできあがり。ソース、マヨネーズ、青のりなどをかけて食べます。外側はこんがり焼け、中はアツアツでトロッとしています。ハフハフしながら食べていると中からプリッとした食感のタコが登場します。屋台で買ったり、小型の器械があれば家でも気軽に作ったりして食べられます。



中国・四国の味


 瀬戸内海に面した広島県の名物といえばお好み焼き。店によって独自の味がありますが、一般的な広島風お好み焼きは、小麦と水を混ぜた生地を丸くクレープ状に焼いたものの上に、千切りキャベツ、もやし、天かす、豚肉、麺、円形に焼いた卵焼きが重なったもの。程よく甘辛いソースやマヨネーズ、青のり、カツオ節などを好みに合わせてつけて食べます。

 瀬戸内海を挟み広島県の東南に位置する香川県の名物として有名なのが讃岐うどん。小麦と水と塩を使った麺をゆでること10数分。弾力性があり歯ごたえ抜群のうどんの完成。ゆで上げたうどんはシンプルに醤油をかけて食べるもよし、ダシをかけて食べるもよし。熱い麺、冷たい麺、熱いダシ、冷たいダシを自由自在に組み合わせて楽しめます。製麺所や飲食店で食べても、うどん一玉100~250円程度と安価なのも魅力です。

九州・沖縄の味


(C)福砂屋

 九州の西端にある長崎は、昔から日本と外国を結ぶ窓口として栄えてきました。カステラは、16世紀にポルトガルやスペインから日本へ伝わってきたといわれています。その後日本人が好む味に変化していきました。卵、小麦粉、砂糖、水あめを使用して焼き上げた、しっとりとした食感のお菓子です。もとは西洋のものでしたが、今ではすっかり日本化し、緑茶と一緒におやつとして食べられます。

 日本列島の南西端に位置し、サンゴ礁の青い海に浮かぶ島々に眩しい太陽の光がそそぐ沖縄県。世界有数の長寿地域でもあることから、本州のそれとは異なる沖縄の食文化は関心を集めています。ゴーヤチャンプルーはゴーヤ(ニガウリ)を卵や豆腐や豚肉を一緒に炒めた料理で、沖縄の家庭料理の中でも定番メニュー。ゴーヤは独特の苦味がありますが、栄養価もビタミンCも豊富で、暑い時期にも元気をつけてくれる一品です。




previous