イベント報告

講演会「言語の翻訳と文化の翻訳」


2011年12 月19日(月)


  ここ百年来、日中文学作品の翻訳に関して、一人一人の翻訳者はみな「信(原文に忠実)、達(訳文に誤りがなく)、雅(訳文としては美しい)」という高い水準を目指していました。この度、南京ふれあいの場は、中国日語教学研究会副会長、北京日本学研究センター主任、北京外国語大学の徐一平教授をお招きし、「言語の翻訳と文化の翻訳」という主題で講演を行いました。徐教授は「野間文芸翻訳賞」を始め、食文化や寿司などの有形文化と「古池やかわず飛び込む水の音」のような俳句などの無形文化についてお話して下さいました。

  徐教授は、『東京湾景』と『徳川家康』の二つの翻訳を例にして比較しました。また、川端康成の名作である『雪国』の翻訳についても解説して下さいました。

  中国語翻訳作品を対象にした「野間文芸翻訳賞」が初めて実施された2002年。その年はちょうど中日国交正常化30周年にあたる年でした。今回、約10年ぶりに2回目が行われ、来年はまた中日国交正常化40周年にあたります。ここ十年来、中日両国における往来はますます盛んになり、中国語に翻訳された日本の文学作品も年々増えています。このたび受賞された二作品はおよそ700タイトル作品の中から選らばれたものです。これだけ多くの文学作品が翻訳、出版され、そして、これほど優秀な翻訳作品が現れてきたということは、本当にうれしいことです。

  これからも、ますます多くの立派な日本文学作品の翻訳が世間に問うことを期待し、そして、より多くの中国人読者がこれらのすばらしい日本文学作品を通して、より深く、より全面的に日本を理解することができ、さらに中日両国人民の永遠なる友好関係が促進されるのを期待していますと徐教授はおっしゃっていました。

  最後に、学生は言語学及び文化に関する質問をしました。南京航空航天大学、南京師範大学、南京信息工程大学、南京林業大学の学生及び先生たちはみんな大変勉強になりました。



   













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