心蓮心通信 ニュース

『まとめ』 李謙賀


わずか一ヶ月の滞在でしたが、たくさんのことを学びました。私たちは友好を深めるために日本を訪れ、2週間のホームステイを経験し、さまざまな所を見学しました。一ヶ月に及ぶ学習と交流を通じて、中日両国の違いを深く知ることができました。例えば教育制度については、日本の教育理念は総合的な資質の育成なので、知識教育と素質教育を同時に進めていますが、中国ではハイテク人材の育成が目的なので、私たちは科学文化知識の勉強が大変です。このように違う両国の制度を、お互いに学びあう価値があると思います。
このような違いは数え切れません。交通、生活、飲食習慣など、どの点も真剣に学ぶべきだと思いました。

一番心に残っていることは、2週間のホームステイです。北海道の気風は純朴で、どの人もみんな親切で、学校でも家庭でもまるで一つの家族のようでした。彼らと一緒にいると、少しも疎外感がありませんでした。今この文章を書いていても、みなさんがたまらなく懐かしくなります。みなさん、どうもありがとうございました。

両国の交流が少なすぎるのでしょう。そしてお互いに対する私たちの理解も少なすぎます。一ヶ月の学習で、私の日本観も随分変わりました。以前は日本人が怖かったのですが、実際には想像していたような人たちではありませんでした。彼らは、団結力のある友好的な民族です。生活のテンポはとても速いけれど、人々はルールを守り、赤信号なのに突進する人はいません。ディズニーランドで予約チケットを買い、入場券をどこかに忘れてしまいちょっとその場を離れてしまった時も、誰も列に割り込んでチケットを買ったりせず順番を守っていました。彼らは親切で礼儀正しく、もてなし上手で、フレンドリー。交流すべきだと思います。私たちの未来がもっとよくなると信じています。


李謙賀
李謙賀
年齢:16
出身地:黒龍江省
日本での滞在先:北海道

『ホームステイの感想』


北海道を離れてすでに二日が過ぎました。まだ名残惜しくてたまりません。ホストファミリーや、滝川西高校を想うと、心がうずきます。

北海道に着いたばかりの頃は、言葉が通じなかったために自分の思ったことを伝えることができず、少しホームシックにかかったような感じがしました。でも、交流を深めていくにつれ、この家族は本当にとても真面目で、とても温かい人々だということが、だんだんとわかってきました。新銅君(この家族でぼくと同じクラスの学生)は、ぼくにベッドを譲ってくれて、自分は床に布団を敷いて寝ていました。朝、学校へ行く時や、午後、学校や校外で行動している時に、たぶんぼくと心が通じているのでしょう、ぼくが困っている時や何かをしたい時には、いつもそばに来てぼくを助けてくれました。ぼくたちが一緒に行動している時には、いつも笑いが絶えませんでした。たぶんぼくたちは本当に分かり合える友達だったのでしょう。趣味も合っていました。

夜家に帰ると、お母さんはいつも夕食の支度をしていて、妹さんはリビングルームに座ってテレビを見ており、お父さんはソファの後ろでコンピュータをたたいていました。ぼくはというと、新銅君と一緒にゲームで遊んだり、絨毯の上に寝転がって猫と遊んだり、二階の新銅君の部屋で休んだりしていました。こうして思い出すと、本当にまた北海道に戻りたくなります。

学校の生徒はとても親切でした。みんな中国語を喜んで勉強していました。うまくできない時にはぼくたちに聞きに来ました。ぼくたちは一緒にバスケットやスキーをしたり、蕎麦を打ったり、冗談を言ったり……と、いろいろなことをしました。送別会の日に、目を真っ赤にしている人が多いのを見てぼくはとても感動しました。

車に乗って別れる時には泣きたくなりましたが、泣きませんでした。こうして写真を見ながら想い出しています。あそこはぼくの第二の家なのだ、と思っています。


ページの先頭へ戻る