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『日本での交流のまとめ』 龔崇真
時は永遠に流れ、一旦過ぎ去ってしまえば二度ともどりません。1ヶ月の日々があっという間に終わろうとしています。いろいろな思いが潮のように次から次へと押し寄せ、他のことを考える余裕がありません。出発前はずっと複雑な心境で、言葉では言い表せないくらい興奮し緊張していました。日本は僕にとりあこがれの国でした。その自然と深く結びついた文化は無限の広がりを感じさせました。けれどその大きさが自分をもっと小さく変えないかこわくもありました。
自転車で歩道を通り抜けると、道の両側は見渡す限り畑で、草木はそれほど茂っていないけれど、生気にあふれ、心地よい涼風がほおを過ぎ、朝日と一緒に学校に向かいます。ここは立派というほどでもない学校ですが、学校中に活気がみなぎっています。自転車を押しながら、楽しくしゃべりながら登校する数人のクラスメート。すでに登校してトレーニングしている一年生。生徒たちに元気一杯で朝のあいさつをする先生方。冬なのに少しも寒くはありません。
クラスメートたちはとてもおもしろく、男子生徒は小さい子どものように人見知りをして、それほど声をかけてきません。けれどそのまなざしから、僕に関心があるし親しみを持っているのがわかります。一方女子生徒は全く違っていて、来たばかりのころの僕をわっと取り囲み、中国や私のことを興味津々でいろいろ聞いてきました。一番びっくりしたのは、バレンタインデーの前後にたくさんのチョコレートクッキーをもらったことです。中国では恋人以外はチョコレートを渡しませんが、日本は違います。学校では、その日は女子生徒が自分の腕前を披露する日です。もっと大事なのは、心をこめた手作りチョコで自分の気持ちを伝えることです。彼女たちに仲の良い友だちと思ってもらえて、すごくうれしかったです。チャンスがあればまたみんなと一緒に勉強したいと思います。
一番感激したのは、ホームステイ先の人たちです。確かに一番感激したのに、どう言っていいのか言葉が見つかりません。みなさんにはとてもお世話になりました。すっかり打ち解けてくれて家族のように接してくれました。どう言っていいのかわかりませんが、この気持ちはずっと僕の心に残り続けるでしょう。
時はぎゅっと握った手の中の星屑のようで、うっかり両手を広げると爽やかな風に乗りゆっくりと遠くに飛んでいき、星の瞬きだけが残っています。
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| 龔崇真 |
年齢:17
出身地:重慶市
日本での滞在先:徳島県 |
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