実は、「上海アパッシュ」を1度抜け出して別の劇団を旗揚げしたんですよ。上海アパッシュの座長は僕の師匠で本当に仲いいんですけど、お芝居やってるとぶつかっちゃうんですよ。しかも表面的な対立ではなく芯と芯でぶつかるので、ある日ホントに耐え切れなくなって。。。そして一時イタリアに留学しました。3ヶ月ぐらい。
その後再び上海に戻り、「もうあの劇団には帰らない」と決めて自分で別の劇団を旗揚げして2回公演しました。だけどホントに座長は過保護で、公演する度に観に来てくれて。。。しかも、客席から舞台監督に指示出したりするんですよ。だから「やめてください。それじゃぼくがやめた意味がないじゃないですか」と言ったんですけど、それでもいろいろ面倒見てくれたんですよね。まぁ、それまでの座長と私の戦いが、本当に意味のある戦いだったんでしょうね。そして、2回目の公演が終わった時、「そろそろ帰っておいでよ」って何事もなかったかのように言われちゃって。。。そしてちょうどその時、アパッシュにはメンバーもそろっていて稽古も面白そうで。。。一度稽古を見に行ったら、本当に充実していて「やっぱこれだよな」って感じてしまい、(旗揚げした劇団は公演のたびに人を集めてやる形で特に解散するとかいう必要もなかったので)そのままアパッシュに戻りました。
それから5年ぐらい一緒にやってきましたが、今年の2月に座長が帰国することになったので、今は自分が後を継いでこの劇団を率いています。寂しいですけどね。
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