中国人の先生に習うようになってからです。初めてお会いした時、二つ二胡を並べられて、趣味でやるならこっち、プロになるならこっちって。プロになるほうの二胡は値段が高かったのですが、母が高価なほうを選んでしまったんですよ(笑)その先生は日本語が流暢じゃない代わりに、とにかく演奏を真似しなさいという指導法だったのですが、最初のうちはそれが厳しくて仕方がなかったですね。
転機となったのは小学校6年生の時、中国の国際コンクールに参加したことです。中国に行ってみると、自分と中国の奏者たちとのレベルの差に驚きました。譜面の通りに演奏するだけではなく、中国の方たちはアップテンポのときは楽しそうに、悲しいメロディのときは険しい表情で演奏します。しかもそのレベルまで行くために過酷な練習を積んでいるんですね。私は負けず嫌いなので悔しくて、自分もこういう演奏ができるようになりたいと思いました。
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