二胡奏者 中西桐子さん ファーストアルバム記念インタビュー

心連心

心連心の訪中団に参加されましたね。


中西

高校受験の時、中国語を学べる学校を探していると、制服がすごく可愛い学校があって(笑)そうしたら実はそこがラストエンペラーの弟の溥傑さんにゆかりのある学校だったんです。私も二胡をはじめたきっかけの一つがラストエンペラーだったこともあり、その学校に入学しました。その後その学校のつながりで心連心の訪中団の話をいただきました。訪中団に参加した時に、中国で参加したテレビのコンクールの話をしたら、それなら訪中団の開幕式で弾いてくださいということになったんですよ。


心連心

そのときにCD製作の構想が出来上がったのですね。

中西

高校の理事長さんの別荘地に早稲田大学の理工学部の先生方が設計した録音施設があるのですが、そこで私の二胡の音を録音しました。それがきっかけで、いつかきちんとしたCDを作りたいなと思ったんです。今回その思いが実って、CDを製作することができました。その時も早稲田大学の先生たちが手伝ってくださって、特別な技術を使って録音することができました。


中西桐子さん

中西桐子さん

心連心

そのCD発売を記念したコンサートを開かれましたね!


中西

はい、今回はいろいろなことが初めてでした。曲数も多く、リハーサル段階でヘトヘトになってしまって・・・。いつもは大体BGMに合わせる演奏ですが、今回はピアノ伴奏にも挑戦しました。伴奏者の草さんは、クラシックの方なので最初はなかなかお互いの息が合わなくて・・・でもそれを乗り越えて素晴らしいコンサートになりました。演奏後のアンケートにもピアノがよかったと書いてくれた方がいたので、ぜひまた一緒にできればと思います!


心連心

今後のアーティストとしての目標は?


中西

私にしかできない二胡の音色を追求していきたいですね。ビブラートのかけ方一つとっても、日本人と中国人で好む音が違うんですよ。以前中国で金賞をいただいた時、演奏で2回も間違えてしまったのですが、審査員の方がおっしゃったのは”一弓の音”の大切さ。間違えたどうかは問題でなく、一音でその人がどんなに練習したか、心が入っているかがわかるそうです。最終的には自分でも曲を作り、新しい二胡の音楽を作っていきたいと思っています。


心連心

最後に、心連心の後輩たちにもメッセージを!


中西

私は二胡に出会えてホントによかったと思っています。皆さんもぜひ自分の夢中になれるものを見つけて、それに向けて頑張っていってほしいです。例えば歌やダンスでも、何か打ち込めるものを見つけられた人は普段から輝いていられると思うから!


中西桐子さん

http://nakanishikiriko.com/

  

中西桐子さん ■中西桐子さん プロフィール

1991年生まれ。6歳より二胡を始め、賈鵬芳(ジャー・パンファン)氏、周耀錕(ジョウ・ヤオクン)氏、楊チン宇(ヤン・チンウー)氏に師事。2004年7月、北京地区民族楽器コンクール中学生の部第一位受賞。2007年11月、中国中央テレビ(CCTV)主催の中国民族楽器国際コンクール外国人の部第二位受賞。2009年12月、第一回国際中国楽器コンクール二胡海外部門金賞受賞。日本においても2008年6月、第9回中国音楽コンクール金賞及び大阪総領事館賞。同年7月、第2回中国音楽国際コンクール特等賞受賞。2009年CDTVオーデション特別賞を受賞。同年8月、ファーストアルバム“二胡でうたう♪ジブリ・晴れ種”をリリース。早稲田大学教育学部在学中。


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