週刊「心連心」マガジン


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お笑いで人気のナベアツ

「3の倍数と3の付く数字だけアホになり、8の倍数だけ気持ち良くなります。」最近、あちこちのバラエティ番組で、数を数えながら身をくねらせるなどおかしな格好をして見せるタレントが、お笑いの流行の代名詞となっている。彼こそが、「世界のナベアツ」を芸名とする渡辺鐘(わたなべ・あつむ)だ。彼は去年の12月、テレビ番組の「爆笑レッドカーペット」で第5回レッドカーペット賞を受賞し、今年は、日本中のお笑いタレントが競い合う「R−1ぐらんぷり決勝大会」で第3位になった。そして、知らない人のない「スーパーお笑いタレント」になったのである。

この大阪出身の渡辺鐘は38歳で突然ブレイクしたが、実は17年の芸歴を持つベテランである。かつてはお笑いコンビに参加し、放送作家としても人気テレビ番組を作り出してきた。だが以前はまったく無名の存在だった。ところが最近になって、ふとした拍子に日本人の「笑いの琴線」に触れ、日本中を笑いの渦に巻きこむことになった。それが、数字を使ったコントだったのである。

「3の倍数と3の付く数字だけアホになります。」「3の倍数と3の付く数字だけアホになり、5の倍数だけ犬っぽくなります。」「3の倍数と3の付く数字だけアホになり、8の倍数だけ気持ち良くなります。」「3の倍数と3の付く数字だけ憤りを感じます。」「3の倍数と3の付く数字のときだけアホになり、8の倍数だけすごく疲れます。」……これらを他愛のない言葉と侮ってはいけない。その誕生には、なかなか面白い物語があったのだ。

みんなを笑わせる話題に頭を絞って考えていた彼は、ある日一人で駅ビルの中を歩いていて、ふと床の上に変わった色のタイルがあるのを見つけた。「格子状の床のマスに入って歩いて、一つ一つ数えるのが好きだったが、その駅ビルの床は三つおきに変に明るい色のタイルがあったので、そのタイルのところでアホっぽい声で数えた。一、二、サァ〜ンという感じに。それをコントで使ったらすごく受けた。」

これが、「世界のナベアツ」が一億人を笑わせることになる秘密だったのだ!正に「踏破鉄鞋無覓処、得来全不費功夫(鉄のわらじを履きつぶしても見つからないものを、ひょんなことから見つけた)」といったところだろう。このコントを、世界各国の言語でやってみてほしい。どこの国でも受けることがわかるだろう。もしかしたら、「世界のナベアツ」は本当に世界の人気者になれるかもしれない。


世界のナベアツのブログ
 http://atsumu-watanabe.laff.jp/index.html

超〜お勧め!「世界のナベアツ時計」
 http://http://www.trick7.com/blog/2008/04/25-033333.php

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