週刊「心連心」マガジン


「人」世相・若者の生き方

路上プロレスが熱い

日本で特徴的なスポーツやゲームと言えば、何を思い出されるだろうか?相撲、野球、将棋……それから?実は1950~60年代の日本では、プロレスが現代の相撲と同じように、人々をテレビに釘付けにするスポーツだった。その当時、朝鮮半島出身の力道山を初めとするレスラーたちは、何代にもわたって日本人たちを楽しませるすばらしいパフォーマンスを繰り広げていた。さらには女子プロレスも、日本では大きく発展していった。その後、「ウルトラマン」などの特撮映画が登場し、「ストリートファイター」「キング・オブ・ファイターズ」「鉄拳」などの格闘ゲームソフトが誕生したのも、もちろん当時のプロレスの隆盛と密接な関係があるのは間違いない。


しかし21世紀に入って、組織の分裂や人材流出の問題に加え、アメリカのWWEのプロレス番組に押されて、日本のプロレスは次第に衰退していった。競技場から離れていった観客を呼び戻すために、各プロレス組織は様々な方策や奇策を講じてきた。例えば、9歳の女子プロレスラーと大きなレスラーを対決させたり、女子プロレスをコスプレショーや服を破くショーにしたりなどである。しかしこれらの試みはあまり効果が上がらず、最後まで残っていた根強いファンまで失望して去ることになってしまった。ここ数年、日本のメディアにはプロレス関係の大きなニュースを見ることは非常に少なくなった。


中国の有名な相声(漫才)芸人である郭徳鋼にこんな名言がある。「相声を再び振興したければ、原点に戻らなければならない」最近、日本のプロレス関係者たちも、この点を意識するようになってきた。プロレスとは何か?各種の格闘的要素を最大限自由に展開して見せる格闘技ではないか?観客を無理やり競技場まで連れてくることはできないのだから、競技場という制限を捨て去って、地面の上で最も自由な競技を行ったらどうだろうか?


そこで、新日本プロレスでは、一つの大きな改革を行った。囲いのある競技場にこだわるのはやめて、競技場所を工場、公園、商店街、海岸などの公共の場所に移したのである。試合の時に、音楽、道具、ストーリーなど雰囲気作りにも工夫して、偶然通りかかった通行人も興味を持ってくれるようにしている。現在、若者、特に女性たちがこの新しいタイプのプロレスに興味を持ち始めている。みなさんが偶然このような場面に出会ったら、足を止めてちょっとご覧になってはいかがだろうか。



●新日本プロレス
http://www.njpw.co.jp/
●全日本プロレス
http://www.all-japan.co.jp/
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