小さなカメラで大きな世界を見る
昔見た映画で「大男には大きな知恵がある」という言葉があったが、生活においては濃縮されたものの方がすばらしい場合が多い。大型の携帯電話が舞台から消えたのは相当以前のことで、携帯しやすい超薄型の携帯電話が市場に出回っている。携帯電話の進化過程を見れば、カメラも超小型、超薄型の方向に発展していくことが推測できるだろう。ポルトガルの画像センサーの会社は、「NanEye 2B」という非常に小さなカメラを発売している。これは1mm程度の大きさで、マッチの頭よりも小さいが、250×250画素の写真を撮影できる。だが、この小型カメラは医療などの分野で使うことを目的としており、現在のところ日常生活に登場してはいない。1mmのカメラにはかなわなくても、もし大人の指ぐらいの大きさのカメラが目の前に登場したら、007の映画に出てくるハイテク兵器が思い出されるのではないだろうか?