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「21世紀東アジア青少年大交流計画」
(中国江蘇省南京市における中国高校生同窓会について)

〔2007.12.25〕

24日、江蘇省南京市において、21世紀東アジア青少年大交流計画で招聘した中国高校生の報告・交流会を開催しました。

1.概要
(1) 日時:11月24日(土)12:00~13:30
(2) 場所:江蘇省南京市・南京芸術文化中心5 階音楽庁前
参加者:高校生23名、引率教師3名、吉林省教育庁2名、中山泰秀・外務大臣政務官、石川好・新日中友好21世紀委員会委員等 計55名
(3) 参加高校:南京外国語学校(5名)、南京師範大学附属中学(1名)、南京市第一中学(6名)、南京市中華中学(5名)、南京市金陵中学(3名)、南京市第五中学(1名)、江蘇省教育学院附属高級中学(2名)
(4) 内容:交流会は、江蘇ジャパン・ウィーク参加の和太鼓グループ「和響」の演奏で開会し、江蘇省教育庁副庁長と中山外務大臣政務官の挨拶に引き続き、高校生5名が訪日の感想を報告しました。


2.江蘇省教育庁副庁長挨拶
  • 江蘇省の人々は昔から教育を重視し、改革開放以降、特に21世紀に入ってからは、省の教育事情は持続的に発展している。2006年現在、省内の普通高校は183校、学生数は112.6万人であり、高校の入学率は93.5%に達している。義務教育の普及も全国に先駆けており、就学率は99.8%、身体障害者の場合でも96%に達している。

  • 今年7月、中国高校生の第2回目の短期訪問団の一員として、江蘇省の学生・教員ら33名が東京、神奈川、福井、大阪等で交流活動に参加してきた。その際、政府機関と民間団体の双方と交流し、また、学校訪問以外にホームステイも体験してきた。また、大都市ばかりでなく田舎の風景も味わった。これらの全ての体験が、中日青年の友情を深め、中日友好を促進させると確信している。本日の交流会が、江蘇省と日本の青少年、また江蘇省教育界と日本の教育界とのつながりを深めるよい機会になればと思う。


3.中山外務大臣政務官挨拶
  • 自分は15歳のときに、自分で決めて、外国に勉強に行った。フランスに3年間暮らし、夏休みにはリュックサックをしょって世界中を旅した。そのときの経験と、得た知識と、実際に体で感じたことが、現在の自分の仕事になっているのだと感じる。皆さんも、これからもっと世界を旅して、世界の中の中国をしっかりと見てもらいたい。また、世界からみて、3時間で行き来できる距離にある中国と日本の近さというものも実感してほしい。
  • 現在は、情報が1秒間で地球を5周半まわる時代である。情報通信は「情に報い、信に相通ず」と書くが、これからの情報化社会で積極的に活躍してもらいたい。


4.高校生報告

(1) 顧 悦婷 (2006~2007年長期・南京外国語学校)
  • 沖縄の高校に1年間留学した。学校の寮に住んだが、狭いながらも学習環境は整っており、先生が生徒を信頼して自由を与えてくれたのが印象的だった。寮では、異なる目標や夢を持ち、異なる環境で育った仲間たちと共同生活した。洗濯や掃除から挨拶まで、多くのことを学んだ。
  • 自国の伝統文化や生活習慣は自然と身につくものだが、ほかの国との接触が多くなると、そのためにカルチャー・ショックが生じることもある。その場合には、自分の文化のよいところを大事にすべきだと思う。
(2) 蘭 鈺珂(2006~2007年長期・南京外国語学校)
  • 日本に滞在した11ヶ月間、ホームステイをした。実家では両親が何でもやってくれたので自分は洗濯や料理ができなかったが、ホストファミリーの家で何もしないのは悪いと思い、がんばった結果、いろいろな家事が出来るようになった。
  • 日本人に中国のことを尋ねられ、自分の知識不足を感じることがあった。愛国心を持って自分の国のことをよく知っている人は、日本人に尊敬される。留学する際には、自国のことをしっかり勉強して行くとよい。語学力は大切だが、言っていることの中身の方がもっと大事である。
(3) 載逸翔(2006年短期・南京師範大学附属中学)
  • 気候や自然が中国と似ている一方で、木や山が多く水が豊かなのが印象的だった。伊勢神宮の美しさは素晴らしかった。
  • 東京で泊まったホテルに神社があり、その後ろには東京タワーが見えた。訪日中、このように現代と伝統が完璧に融合している光景を随所で見かけた。また、街中で漢字をよく見かけ、親近感が沸いた。
(4) 陳曦(2007年短期・南京外国語学校)
  • 4年間日本語を勉強してきたので、一度日本に行ってみたいと思っていたところ
    、このプログラムに参加する機会を得た。
  • 日本の高校を訪問した際、美術の時間に学生が作ったという粘土のビスケットを見て、日本の高校生の想像力に驚いた。中国の美術の授業では、先生の言うことを聞くばかりで、自分たちで何か作るチャンスが少ない。中国の学生は想像力が足りないと言われることがあるが、受動的な授業のやり方に問題があるのではないかと思った。
(5) 史イ青文(2007年度短期・南京外国語学校)
  • ホームステイ先の同年齢の女の子ととても仲良くなった。彼女と一緒に浴衣を着て2人で撮った写真が特に気に入っている。生身の人間だから、ハローキティより日中交流年のポスターにふさわしいだろうか。
  • 自分の帰国時には、彼女だけが大泣きしていた。綺麗な風景は時間がたつにつれて記憶から消えていくかもしれないが、彼女との友情は一生大切にしたい。今回の訪日プログラムに参加して、彼女に出会えて本当によかった。


5.石川好氏挨拶

  • 21世紀東アジア青少年大交流計画は、新日中友好21世紀委員会にとって非常に大きなプロジェクトである。皆さんが訪日を通じて日本の友人ができたと聞き、大変嬉しい。
  • 第17回共産党大会で遼寧省から政府局の常務委員になった李克強氏も、かつて日本でホームステイしたことがあり、そのホームステイ先は、民主党党首の小沢一郎氏の家だったそうだ。将来、皆さんの日本の友人が、「うちにホームステイしたことのある江蘇省の○○ちゃんがこんなに立派な人になった」と話す日が来るのを期待している。
  • 若い皆さんへの期待が、2007日中文化・スポーツ交流年のキャッチフレーズ、「心的期待、新的未来」にも込められている。

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