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Voice ~参加者の声~ [ふれあいの場] vol.34 王 暁梅 先生

みんなの「貴陽ふれあいの場」

名前
王 暁梅Wang Xiaomei  先生

プロフィール
貴州大学外国語学院の副学院長兼教授。中華日本学会理事、貴州省日本語教学研究会会長などを歴任。1991年北京語言大学日本語学科卒業。2004年北京外国語大学日本学研究センターにて文学修士号を取得。貴陽ふれあいの場運営担当者の一人。



写真写真を拡大 貴陽ふれあいの場

紅葉が色鮮やかに広がる秋、「貴陽ふれあいの場」がオープン2周年記念日を迎えました。新型コロナウイルスの急激な感染拡大の影響で、今年はオープン1周年の時のように盛大な記念イベントを開催することができませんでしたが、「貴陽ふれあいの場」はこの2年間ですでに貴陽市に住んでいる日本語が好きで、日本の文化に興味がある若者たちのパラダイスになっています。日本映画展覧会や日本料理講習会、日本語書道大会、中日大学生交流イベント、日本文化講座などの定期的に開催される文化交流イベントは若い学生たちの日本の文化に対する認識を深めると同時に、日本の若者にも中国の文化を知る機会を与えてくれました。

写真写真を拡大 貴州大学2019年中日大学生交流イベント

「貴陽ふれあいの場」の開設に携わり、運営と企画を担当し、そして交流の成果と学生たちの成長ぶりを見守ってきた者として、私の心の中には「貴陽ふれあいの場」に関する大切な思い出がたくさんあります。


写真写真を拡大 「鉄腕アトム」製作担当の黒川慶二郎氏が「貴陽ふれあいの場」を訪れる

貴州大学は1902年に設立された大学です。設立当初、清朝末期に日本へ留学した貴州の学生たちが大学の発展に大きく貢献しました。このようなきっかけがあり、貴州大学は日本との交流を大切にしてきたのです。2017年9月、日本語学科は「貴陽ふれあいの場」の正式な開設を大学に申請し、すぐに大学からの賛同を得られました。2018年3月28日、貴州大学12回目の日本文化週間の期間中に、日中交流センターの阿南惟茂所長が貴陽を訪れ、貴州大学の上層部と共に「貴陽ふれあいの場」の開設協定に署名しました。9月28日、「貴陽ふれあいの場」が正式にオープンし、その除幕式に国際交流基金北京日本文化センターの高橋耕一郎所長が参加されました。また、貴州省の有名な書道家である閔軍氏が「貴陽ふれあいの場」のために扁額を書いてくださり、貴州大学日本語学科の李麗先生も中日の友好を象徴する生け花を用意しました。この生け花に託された願いのように、「貴陽ふれあいの場」の担当者たちはこれからも協力し合い、中国と日本の人々がお互いを理解し、両国の友好を深めるために様々なイベントを展開していきます。

初めて映画イベントを実施した時には、マスコミ関係者やデザイン会社の経営者、貴州大学天隕アニメ同好会のメンバー、日本語専攻とそうでない大学生など、多くの生徒と市民たちが開催のことを知り駆けつけてくれたことは忘れられません。立場や専門分野が違っても、皆同じく日本の文化が好きで、両国の友好関係が末永く続くことを願う人たちばかりです。貴陽のあるデザイン会社は展覧会のために、日本らしい季節感溢れるチケットとポスターを無償で作ってくれて、映画を見終わった後でも、皆それを捨てずに記念にしていました。イベントの成功により、私たちは生徒や市民の中に日本文化が好きな方が多くいることを知り、両国の相互理解と友好を深めるために今後もイベントを開催し続けていこうと強く思いました。


写真写真を拡大 たこ焼きを作る順番を待っている学生たち
写真写真を拡大 新春の園遊会



学生たちから最も喜ばれたのは、貴陽ふれあいの場に日本から派遣されてきた作間温子先生が開いてくださったDIY活動です。作間先生の熱心なご指導のもと、学生たちの眠っていた芸術的センスが掘り起こされ、一つ一つがとても可愛くて使いやすい日本の団扇やお人形の作り方を学ぶことができました。これらはふれあいの場を彩る素敵な装飾品になっています。


もっとも印象深いのは貴州大学第13回日本文化交流祭兼「貴陽ふれあいの場」オープン1周年記念の際に行われた中日大学生の交流イベントです。2019年は「中日青少年交流促進年」であり、貴州省外事弁公室の推薦で、貴州大学日本文化祭の関連イベントは中国外交部の「中日青少年交流促進年」のイベントに選ばれました。イベント当日、貴州大学のほか、貴州師範大学、貴州民族大学、貴州財経大学、貴陽学院及び貴州大学付属中学の先生や生徒が来場し、様々な日本の伝統文化を体験しました。イベント期間中、貴州大学付属中学の茶道部の皆さんは日本の大学生に中国の茶道と伝統的な歌や踊りを披露し、両国の若者たちの交流を一層盛り上げてくれました。


写真写真を拡大 貴州大学付属中学の生徒たち

良好なスタートを収めましたが、まだ道は半ばです。この2年間に行われたイベントが豊かな糧となり、中国と日本の若者たちが手を取り合い、心の距離も近くなっていくことを心から願っています。そのためにも、「貴陽ふれあいの場」は今後も精一杯努めていきたいと思います。


2020年11月4日
貴州大学外国語学院
王 暁梅

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